子どもたちがスマホやテレビなどを通じて、Youtubeやゲームに初めて触れ合う年齢は年々早くなっている気がします。もちろんそれは日本だけに限ったことではなく世界中どこでも似たようなものです。
そしてまた、それを心配する声があるのも同じです。
子どもたちからSNSやコンテンツを切り離すことは不可能ですし、完全に遮断するのも問題でしょうが、もう少し接する時間を少なくできないかと考えるのはどこの親も変わらないようです。
ダバオでも事情は同じで、いろいろな試みがなされているようです。
今日はそんな様子がミンダナオタイムスから送られて来ましたので、紹介させていただきます。
メディアのコンテンツの何が問題か?
休日になると子どもたちがテレビや携帯用機器に夢中になってしまうと、親たちが悩みを打ち明けているのをよく耳にします。子どもたちをメディアから引き離すことは、いつも骨の折れる仕事です。特に、他に何もすることがないと思われるときには。
私たちの家は約4年前からテレビを使用していません。そして、同じことを実践している多くの親を知っています。親がこのようなライフスタイルを決める数少ない理由の1つは、実はメディアのコンテンツにあります。
テレビ番組や映画の多くが、子供にとって適切ではありません。
アメリカでは、子どもの人口の大半が1,000のブランドを識別できるのに、身近にある100の植物をほとんど識別することができないというのは、非常に憂慮すべきです。
私は、ここ私たちの国での統計はどうなのかと、疑問を抱かずにはいられません。
メディア以外の体験
本当に方法があるのでしょうか?
もちろん、あります。そして、このことから得られる最大のメリットは、子どもたちとの絆を深める体験ができるということです。
子どもたちは、身近な大人が彼らに注目の贈り物を与えた休日を振り返ることでしょう。これはまた、しばらくの間メディアデトックスを行うことも意味します。必ずメディアに邪魔されないようにしながら実行してください。1つのアクティビティは1日に1回、別のアクティビティは翌日に行う、というように前もって計画をたてます。これは、必要な道具を前もって準備することを意味するかもしれません。
パン・おかし作りや、クッキング
大人の仕事をすることほど子供にとって楽しいことありません。ベーキングは高価である必要はなく、より手頃な価格のものを選ぶことができます。バナナケーキやパンが定番ですが、ナッツやチョコチップを入れてより面白くすることもできます。
屋外での遊び
子どもたちが屋外で遊べるようにするということは、より多くの運動と交流の場を与えるということです。バドミントン、鬼ごっこ、かくれんぼ、どんなアウトドアゲームも楽しいですよ。さらに、あなたの体重を減らし、子ども心をもう一度呼び覚ますことにも役立ちます。
蜜ろうや粘土遊び、折り紙
造形遊びは、今その瞬間に子どもの集中力と注意深さを高めます。一息つき、今やっていることに集中するよう促してくれます。さらに、想像力を高めます。私が初めて造形に挑戦したときは、心の中で笑っていました。なぜなら、子どもたちが自分の考えをどのように具体的な形にしていくかが分かり、その子どもたちの能力の高さに気づいたからです。しかし、あなた自身(そして、あなたの子供に)に厳しくしないでください。自分の作品が自分の期待にそぐわないと感じているなら、この技術を学び、探求する機会にしましょう。
室内ゲーム
ボードゲームは楽しいだけでなく、教育的でもあります。これらは一般的ですが、時代を超越しています。そのため、子どもの年齢にあわせたさまざまなボードゲームに投資したいと思うかもしれません。
アートワーク
ポスターカラーや水彩画は創造性を高めるのに役立ちます。大人にとっては、ストレス解消と心の癒しになります。水彩画は私たちの深い感情を表現することができできます。結果を気にしないでください。あなたとあなたの子どもがどんな成果を出しても、判断の対象にはなりません。結果を重視することよりも、プロセスを楽しむことへ焦点を移してください。
これからもお子さんとの大切な絆がますます深まっていきますように。
そして、忘れないでください、”ノー・ジャッジメント”です。
良い悪いを決めないでください。
プロセスを楽しんでください!
楽しい休暇になりますように!