日本とも縁の深いMMAチャンピオン、マーク・エドワード「ムゲン」マルティネス・ストリーグルがはじめてダバオを訪れたと、ミンダナオタイムスが伝えてくれましたので、紹介させていただきます。
ソビエトの格闘技「サンボ」の使い手として人気と実力を誇るマーク・ストリーグル。
マーク・エドワード「ムゲン」マルティネス・ストリーグルは、1988年6月23日東京生まれ。共に東京にあるインターナショナルスクールの教師であるフィリピン人の母とドイツ系アメリカ人の父の間に生を受けました。
彼は6歳で合気道の勉強を始め8歳でレスリングに行きましたが、同時に日本にいる間にはブラジル柔術とムエタイの訓練も受けたようです。
その後、アメリカの大学在学中に総合格闘技(MMA)に出会うと、世界各地で開催されているURCC、Pacific Xtreme Combat、One Championship、WFC、Legend FC、Trench Warz、PRO FightingなどのMMCトーナメントに参加するようになりました。するとたちまち実力を発揮し、アンディ・ジュエット、ペ・ヨングォン、クリサント・ピットピトゥンゲ、ジョヴァンニ・サブラン、川名裕介、パン・ウェン・シー、エヴ・ティン、マルコ・フーサンサーリ、アルサー・ロザダ、ハリス・サルミエント、カイワレ・カラなどのMMCファイターを次々に圧倒。
現在は、URCCグローバルフェザー級世界チャンピオンとして防衛の準備をしているそうです。そんなチャンピオンがダバオを訪れてくれたことに私たちは喜びを覚えずにはいられません。
ダバオのTiny Kitchenで妻や子を従えて食事をしたマークは、歓迎する多くの人に対し、「今、スーパートレーニングのためにケソンシティに滞在しています。今回はダバオへの初めての旅行であり、クロコダイルパークとパラダイスアイランドビーチリゾートを訪れるのを楽しみにしています」と語り、印象深い一夜を過ごしたようでした。
ちなみにマークはファイターのニックネームとして「ムゲン」を使用していますが、これはサムライチャンプルーの主人公「無幻」から取ったものとのことです。これからもますます活躍することを期待しています。