OTAP!?オタップってなーんだ?

ダバオ「初めての」リポート/オタップ編

(人生「初めて」は1回しか経験できないのよ!)

出会いはスーパーマーケット

初めて訪れた国ではまず、市場へ買い出しに行かれる方は多いのではないでしょうか。旅先で必要な雑貨を買う目的もありますが、その土地の様子や雰囲気を五感で感じることができます。すっと馴染むところと違和感、その両方を楽しむというか。醍醐味ですよね。

ダバオでは、町には道路に沿って小さなお店もたくさんあり、ぷらぷら歩きながら買い物する風景もみられますが、コンビニや大きなモールが多いことにも驚きます。旅先での買い出しは一度に済ませたいので、モールに足を運ぶことが自然に多くなりますが、やはり空気感としては都会的な香りが邪魔をしてその土地らしさは遠のきます。それでも、アレコレ珍しいものを見つけては買い物をする楽しさは格別です。
さて、前置きが長すぎましたが「おすすめのお土産」の話です。2度めに訪れたダバオで、何気なく地元のスタッフに聞いたオススメのお菓子の名前が「OTAP」。スーパーマーケットで、ずっと通り過ぎていたお菓子の棚を見ると、2,3種類のパッケージが並んでおりまして。コンドミニアムに戻り、その夜「味見」ということに。

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ひと口惚れってあるんだね!

・・・何という素朴な味。甘すぎない。サクサクの歯ごたえ。う、うまい。うますぎる。

その日から、わたしの「オタップ愛」が始まったというわけです。

味はもちろんですが、パッケージがまた可愛らしく、少し透明感のあるパラフィン紙に包まれた優しくて懐かしい感じがなんとも言えません。近頃のお菓子は大抵がキレイに印刷され、「湿気なんぞ寄せ付けません!」って具合のパリッとした個装が多く、紙に包まれているのは久しぶりです。

はじめに出会ったオタップは2種類。ライトグリーンのパッケージのShamrock。ひまわり色のgene’s otap 。そして気づけばスーパーマーケットや観光地のお土産屋さん、空港のショップまでオタップがあふれているではありませんか!気づく前と後。本当に見えるものが違うものだと一人で感心しました。

そして勝手にココロに決めたのです!「全オタップを制覇する!!!!!」

ふぅー。誰にも発表はしませんが、(あ、ここでしてしまった!)この志を深く静かに持ち続けて今日に至るのです。

最初に書いておきますが、好みは人それぞれ、本音でお届けしたいので、これからの記事は大変偏りのあるものかもしれません。「自分とは全然違う!」と思ったにしても温かい目で読んでくださいね。

どのオタップにする?

ここからのオタップはすべて実食済!

ダバオ土産で迷える羊のみなさん、ダバオやお菓子に興味津々のみなさんにご紹介していきます!

Shamrock OTAP

口の第一印象は、やや硬め。サクサクというよりカリカリ。オタップの特徴である軽い食感を残したまま、薄めの生地はきゅっと詰まって、やさしい生地の甘さを楽しめます。甘さは控えめです。ダバオのスーパーマーケットでは一番出会う機会が多いOTAP。紙に残るパリパリは少なめ。

●gene’s otap

黄色のパッケージに温かみがあり、スーパーの棚をいい感じに和ませています。生地は薄めですが、サイズは少し大きくサクサクパリパリ。軽くてちょうど良い甘みが食べやすいです。小さいサイズは運びやすく、真四角で可愛らしいのでお土産にもおすすめです。

●Magic Melt

生地は空気を感じるパリパリがあります。「パイ度?」が高めで外側は艶があり、透明感のある甘めの照り、砂糖のザラザラした感触が全体的な甘さを印象づけています。私の周りでは一番人気のようです。OTAPの醍醐味、紙に残るパリパリは多め。こちらもモールのスーパーマーケットで見かけます!

●Titay’s

箱タイプのパッケージなので、崩れが少ない!更に中身は2つのパッケージに分けられています。お土産向きです。ザラッと砂糖がまぶしてあるので甘めで、軽いサクサクのパイ感があります。セブで作られているようです。スーパーマーケットでオタップ以外のラインナップも揃っていますので、試してみたいです。

●dundee’s

購入場所をうっかり忘れてしまいましたが、とてもカジュアルなパッケージ、それぞれのオタップもバサって感じで袋に収まっていて素朴感がとても可愛いです。意外と粉率は少なかった。。。食感、味とともにベーシックで食べやすい。

●Baker’s Mill

スーパーマーケットで購入。ちょっと珍しいCINNAMON。オタップのシナモン味、想像以上でも以下でもない、いい感じにシナモンシュガーの味です。シュガーのあたりがカリカリっとしてクロワッサンを圧縮したような。(←もちろん、いい意味で!)個装は、なんと、パラフィン紙のような紙ではなく、袋入。

●Laura’s

スーパーマーケットで購入。棚に色々なメーカーが並んでいるとテンションがあがります:)ふわっとしたパイ感は少ないですが、極薄の生地が重なったサクパリ感はオタップらしさに溢れています。パイのバターの香ばしさが無いところが素朴で美味しいのです。

ざっと、何種類かのオタップを紹介しましたが、実はまだまだあります。味の好みで言えば、本当にどれも大好き。細かい層が幾重にもなって、カリ、パリ、サク、部分によって味にムラがあるところが最高なんです。それから、パッケージの可愛らしさ。ダバオで買いだめした帰国後、リビングから何気にキッチンの棚に視線を向けるとオタップが「ここいるよ〜」と笑っている!その安心感。(病気ですかね^^)ぜひ、皆さんにも体験してもらいたいです。少し透けた白い紙を開けた時のあまい香りと、懐かしさ。私にとって、そのあたたかさはダバオそのもの、という感じなのです。

そして、いつか。工場見学に行けたらいいな〜。

ダバオのお土産あれこれ

さてさて、ダバオのお土産の話です。

困ったときは、皆さん「ドライマンゴー」を選ぶと思います。「バナナチップ」も南国っぷりが嬉しいし、なんと言っても軽いのが魅力、太陽のおかげで、甘さがぎゅうっと濃厚で美味しい!それはそれで大正解!残念ながらオタップは「バッグ」に入れて「運ぶ」のには向いていないのです!

エコバックに詰め込み持ち帰ったときは、角をぶつけまくった結果、かなり悲惨なオタップになりました。しっかりスーツケースにテトリスのごとく、きっちり収めるのが粉々率を下げるコツです。粉々も美味しいのですが、ぜひカタチを保ってお持ち帰りくださいね!

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